ワークショップを除く、ユーロ物置®の性能表示はオーストラリアの規格でW41m/secとされています。
もしも性能表示W41m/secを上回ってしまったら?
ユーロ物置®︎は様々な方法で風対策を行う事ができます!今回はその方法について詳しくご紹介させて頂きたいと思います。
ユーロ物置®︎の風対策その①
別途オプションで風仕様にする
木構造にパッキン付きのビスを設置する事で、強度をあげる事ができます。決まった場所にビスを止める必要がありますので、詳しくはお問い合わせ下さい。→お問い合わせフォームはこちら
シリーズ毎の風対策
木構造の種類は品番により異なります。
ワークショップシリーズ
大型物置のワークショップシリーズの場合は、第3節キットを風対策仕様に変更する事ができます。第3節キットは10平米以上のワークショップを、イープランでご購入頂いたお客様にお付けしています。第3節キットにパッキン付きのビスを止める事で風対策を行う事ができます。10平米以下の4523WK2と4523HK2は別途オプションの第3節キットを風対策仕様に変更する事ができます。
フロントエントリー
三角やねが特徴的なフロントエントリーの場合は、木製スノーキットにパッキン付きのビスを止める事で風対策を行う事ができます。木製スノーキットを設置する場合は、コンクリート基礎での打設になります。地面に固定する事で、より強度をあげる事ができます。
バイシクルキューブシリーズ
海外コンテナのようなデザインが人気のバイシクルキューブシリーズは、 バイシクルキューブ用補強キットを風対策仕様に変更する事ができます。バイシクルキューブ用補強キット は物置の屋内に取り付けることで、耐雪強度の向上が期待できます。そのバイシクルキューブ用補強キットに、パッキン付きのビスを止める事で風対策を行います。
スペースセーバーシリーズ
スマートなデザインが人気のスペースセーバーシリーズは、補強オプションがありません。下記でご紹介している風対策②と③の方法で風対策を行います。
補強について相談する
スペースセーバー一覧
ユーロ物置®︎の風対策その②
基礎を地面に杭で固定する
基礎を地面に固定する事で風対策を行う事ができます。
イープランで工事を行う場合
・コンクリート基礎
コンクリート基礎の場合、強固な鉄筋ワイヤーメッシュを中に入れて打設し、コンクリート用アンカー金物で物置と固定します。
・木製床キット
木製床の場合は別途オプションで木製床と地面を杭で固定する事ができます。
木製床をご自身で組み立てる場合や近くの施工店などに依頼する
ホームセンター等で杭を購入して取り付けている方もいらっしゃいます。地面への定着方法について詳しくは、ユーロ物置のハンドブックページでご紹介しております。
地面への定着方法はこちら
木製床キット組立動画で木製床を杭で固定する方法もご紹介しています。地面に固定する方法は2:23からです。
ユーロ物置®︎の風対策その➂
風除けのある場所に設置する
設置場所には風除けのある場所をお勧めしております。母屋に隣接していたり、近くにフェンスがあるだけで風の遮蔽となり安全にご使用いただけます。
下記の施工事例のように2面以上が遮蔽物に囲まれていると安心です。
ユーロ物置®︎の設置に適している場所
風の遮蔽度が強い場所
遮蔽度とは、通りから見た時に建物に対する遮蔽がどの程度あるのかを数値化したものです。遮蔽度が強いほど風の影響を受けにくく、物置の設置に適しています。
地勢の分類
地勢とは、設置場所の地面の勾配の事です。山の上に行けばいくほど風の影響を受けやすくなります。山頂などは風を受けやすいので注意しましょう。
地表の粗度係数
粗度とは、地図上から見た時の設置場所の密集地のことです。密集していればしているほど風の影響を受けにくくなります。海の近くや草原など、ひらけた場所は風の影響を受けやすいので注意して下さい。
この物置にはこの風対策を!
最後に物置の種類別に、風対策の方法をおさらいしましょう!!
ワークショップ4523WK2の風対策
・オプションの3節キットを風対策仕様にする
・基礎をコンクリート基礎にする
・遮蔽出来る場所に設置する
詳細・ご購入はこちら
スペースセーバーシリーズは写真のように3面が囲まれていると安心です
ユーロ物置®︎の風対策をしっかり行い安全・安心してご愛用下さい
いかがでしたか?異常気象が多発している昨今、物置小屋も風対策を行うことで少しでも安全・安心してご愛用いただけるよう日々試行錯誤しながらより良いご提案をして参ります。風対策についてのご不明点やご相談もお気軽にお問い合わせ下さい。
イープランでは日本全国どこでも工事に伺っております。お見積もり・カタログも無料です。お気軽にお問い合わせ下さい。
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