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風対策について

ワークショップを除くユーロ物置®の耐風性能表示はW41m/secです。
ワークショップの耐風性能表示はW33m/secです。
風対策についてイープランでご提案させて頂いている内容は下記です。

基礎を地面と固定させる。

コンクリート基礎の場合は地面に直接施工して基礎と物置をアンカーで固定します。木製床の場合は木製床と地面を杭で固定する必要がございます。
木製床をご自身で組み立てる場合はホームセンター等で杭を購入して取り付けてください。
地面への定着方法について詳しくはこちら

物置の床

木製床キットを杭で地面と固定した事例。
物置の床

木製床キットを木杭で地面と固定した事例。
物置の床

木製床キットをお客様がDIYにて固定した事例。

風除けのある場所に設置する

設置場所には風除けのある場所をお勧めしております。母屋に隣接していたり、近くにフェンスがあるだけで風の遮蔽となり安全にご使用いただけます。
設置場所についてはこちら

物置小屋

物置の背面と側面が住宅で風が遮蔽されている。
物置の設置場所

物置の三面が住宅で風が遮蔽されている。

フロントエントリー、バイシクルキューブ、ワークショップは木構造にパッキン付きのビスを打つことでも対策できる。

強固な基礎と接合されている強固な木構造に、屋根パネルや壁パネルを止めることで対策ができます。
フロントエントリー・バイシクルキューブの場合、別途オプションの木製スノーキットや補強キットにパッキン付きのビスを止めて対策します。
ワークショップは付属の第3節キットに風対策が施されています。4523WK2・4523HK2は別途オプションで第3節キットを取り付けることができます。
パッキン付きのビスを使用するのは、強風による雨水の侵入を防ぐ目的です。
ビスを止める箇所についてはイープランまでお問い合わせください。
スペースセーバーの場合はオプションがないので、地面と固定させる方法や、風除けのある場所に設置する事をおすすめしております。

耐風性能の計算

ワークショップを除くユーロ物置®の性能表示はオーストラリアの規格でW41m/secとされています。 日本に於けるユーロ物置®の耐風性能を株式会社イープランが計算してみました。 以下計算方法をご紹介します。
※計算方法は目安であり、お約束するものではありません。ご承諾ください。


計算式は以下の通りです。
計算式1:Er=0.69
計算式2:Er×Vo=0.69Vo
計算式3:0.69Vo×S(遮蔽度)×To(地勢)×Te(粗度)=Ver

補足(計算式4:Ver×1.6=最大瞬間風速)

例として設置場所が長野県の平地の集合団地、と仮定して計算していきます。1つずつ見ていきましょう。

計算式1:Er=0.69
Erとは、日本の建築基準法87条による建物の高さ方向に於いての風速(風圧)の分布係数です。株式会社イープランでは0.69としています。

計算式2:Er×Vo=0.69Vo
Voとは、日本の建築基準法で制定された各地域の建物設計用の風速値です。過去の気象データの集積を基に風速30m/sec〜42m/secの風速帯での10分間の平均風速とされています。

例えば、右図を参考にした時に長野県に設置するのであれば、

Er(0.69)×Vo(30)=0.69Vo(20.07m/sec)

となります。

風速の計算

Te(粗度)
ここで計算式3に使用する値を先に解説します。

Te(粗度)とは、地図上から見たような広範囲のエリアでの設置場所の密集度のことです。

風速の計算

日本では告示1454号が定められており、大まかに記せば左図のように全てが分類3です。 株式会社イープランではカテゴリ3と同じランクと判断し、係数1と区分しています。

風速の計算

カテゴリ3は住宅や建物の間隔が密な区域で、郊外の住宅地のような状況を指します。
また、解放された草原、その高さとして10平米以下の僅かな建築物等が存在する区域はカテゴリ2、係数1.52とし、
数少ない樹木と疎らな建築物が存在する地域でカテゴリ2と3の中間に位置する地域はカテゴリ2.5、係数1.24とされています。

風速の計算

To(地勢)
To(地勢)とは、設置場所の地面の状態のことです。
平地・盆地なのか丘の上なのか、左図をご参照頂き設置場所に一番近い図の係数を確認しましょう。

風速の計算

S(遮蔽度)
実際に建物に対する遮蔽がどの程度あるのかを数値化したものです。 左図をご参照頂き、設置場所に一番近い図の係数を確認しましょう。

風速の計算

0.69Vo×Te(粗度)×To(地勢)×S(遮蔽度)=Ver
上記をご確認頂いた上で計算式3を見てみましょう。 例えば、長野県の ・建物が2列以上並んでいる団地 ・平地 ・近くに海や広い草原もなく、適度に建物がある 場所に設置すると仮定すると、先程出した0.69Voを使用して
20.07×1.24×1.0×0.75=18.6651m/sec
となります。

W41m/sec以下の数値なら問題なし!
例題の設置場所のVerはW18.6651m/secでした。
ユーロ物置®の性能表示W41m/secを下回っているので、 設置上問題はありません。

風速の計算

応用編:最大瞬間風速の計算方法
先程計算したVerと計算式4を使用して最大瞬間風速が計算できます。
Ver(18.6551)×1.6(※1)=最大瞬間風速(29.84816m/sec)
※1→1.6=ガスト係数(※2)の二乗 ※2→ガスト係数:風速の変動に伴う建築物への影響度を表した係数
最大瞬間風速もW41m/secを下回るので特に対策は必要ありません。

もしもW41m/secを上回ってしまったら?
もし性能表示W41m/secを上回ってしまったら、設置場所を考え直してみましょう。 例えば、風よけのある場所に置いたり、風よけを設置するのも方法です。(左図は風よけの例です。)
風よけを設置した場合、 建築基準法施工令87条の3により風速×0.5位の数値まで下げることが出来ます。

風対策をして安全に物置をご使用ください。

風速の計算

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